先日はフジテレビの「桜の花の咲く頃に」を観て

感動させられました。
今の自分を考えさせられました。

北の最果ての地でまっすぐに
ひたむきに生活する青年達。
彼らのドキュメンタリーの合間に
広い大地の草原の中に立つ一本の桜の木が映り込みます。

若葉が茂る頃の桜、秋の桜、今にも倒れてしまうと思うような
激しいホワイトアウトのなか懸命に
さみしそうにかなしそうに、それでもふんばって立っている一本の桜・・

そして最後のシーンで木は花を咲かせます。

それはほんの少しだけ咲いて、決して華やかではない
綺麗とは言えない、地味な花。
だけどまっすぐに、自分とまっすぐ向き合って
澄んだ瞳で歩いている青年達のように
格好良く、素敵でした。

一本の木に心を打たれ、涙を流したのは初めてです。