COMPOSER

TEAM-NACS全国公演「COMPOSER」
香川公演を観劇してまいりました。
観たのは8月5日の回。高松アクトホールは海辺に立つ、とても綺麗なホールでした。

前日の初日にはあるハプニングがあり、お客さんの集中がとぎれて
ナックスさん達はとても悔しい思いをした、と大泉さんがHPに書いていました。
一体何が起こったのだろうと、とても悪いことが起こったのでは。。と
心配しておりました。誰か病気になったとか、大道具が倒れたとか、乱入者がいたとか。。

ドキドキしながら開幕を待っていると、

舞台脇にすっと、燕尾服のリーダーが登場。
「みなさんにお知らせがあります。(何?誰か病気で出られないとか??とドキドキ)
この劇場にはコウモリが一匹入り込んでいます。
昨日公演後からスタッフ総出で探しましたがまだ見つかっておりません、
コウモリは保護動物なのでもし近くに来ても手を触れないでください。
たとえ舞台中現れても役者もがんばるので舞台に集中してください。
お客さんの協力も必要です。。」という旨の挨拶がありました。
えぇ〜コウモリい?と開場は動揺・驚き・笑いの雰囲気が起こりました。

そして、開幕。
リーダーがHPに載せているように、
いつも以上に集中して気合いの入った舞台でした。

本当に「力一杯がんばってます!」という印象を受けました。
前の方の左端の席でしたので顔をはっきり観ることができるのですが、
皆、今まで観てきた舞台よりも熱の入った、頭のてっぺんから爪の先まで演じきっているという
感じでした。リーダーはいつも以上に大きな演技を見せてくれました。
特に、自分の思いが伝わらないもどかしさを表す大泉さんの苦悩の表情が忘れられません。

また、最後に観た大阪公演から新たに変更・追加されたシーンもありました。
大阪はやはり特殊で激しいのか、香川のお客さんの反応はわりと静かでした。

舞台が終わってからカーテンコールは2回舞台に出てきてくれました。
一番最後はリーダーが虫網を持って登場。
舞台中、スタッフはずっと網をもって舞台裏で待機していたそうです。
今回はコウモリが出てこなくて本当にほっとしているという気持ちが伝わってきました。

ナックスさんが相次いでHPに書いているように、
香川公演では特別な思いをされたそうです。

何も知らない私達が思う以上に、緊張し、悩んで迎えた舞台だったんですね。
貴重な舞台に遭遇できて、感謝。